Microsoft Wordで論文を書く時にはどんなことに注意すればいいのか、以下説明します。結論から言えば、フォントの設定に尽きます。
本文と見出し部分で異なります。
本文のフォントはできる限り、日本語は「MS 明朝」、英文は 「Times New Roman」にしましょう。デフォルトの「Century」でもいいのですが、斜体にするとみっともないです。
サイズは、10.5ポイントでいいでしょう。大きくするにしても、12ポイントが限界だと思います。
章見出しは、日本語部分は「MS ゴシック」、英文は「Arial」の組み合わせが最強です。なお、「MS 明朝」でボールド(太字)に設定する人がいますが、印刷しても目立ちません。最悪です。
本文と同じでいいでしょう。ただ、タイトルであることがわかるように、フォントサイズを変えることをすすめます。
石田修二はタイトルのサイズについては、18ポイント、著者名の部分を12ポイントにしています。
PDFファイルで保存したい場合は、拙作のPDFファイルの作り方を参照して下さい。
基礎コンピュータaではコピペの見本のような授業を展開していました。しかし、Excelの表やグラフを貼り付ける際は、フォントに気をつけましょう。「MS P ゴシック」のままだとPDFにした時にデザインが崩れる可能性があります。
(補足)PowerPointも同様。Pゴシックのまま使うな。
印刷屋さんや編集に詳しい方によるWordの設定が本にならないかな。インストラクターの本は一般論ばかりで、論文を書くには相応しくない。
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