よく使われる単位

ビットとバイト

コンピュータの中では、ビット(bit)の集まりでデータを表します。一つのビットは、電流が流れる(1)流れない(0)の2つの状態を表すことができます。

数値の桁が大きくなったときには、K(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)、T(テラ)、P(ペタ)などの接頭語を使って表記します。

単位関係
B(バイト)1 B = 8 bit
KB(キロバイト)1 KB = 1024 B
MB(メガバイト)1 MB = 1024 KB(約100万バイト)
GB(ギガバイト)1 GB = 1024 MB(約10億バイト)
TB(テラバイト)1 TB = 1024 GB(約1兆バイト)
PB(ペタバイト)1 PB = 1024 TB(約1000兆バイト)

一般的に、大きさをあらわす場合、10の累乗で考えますが、コンピュータの場合には、2進法表現を基本としているため2の累乗で表します。また、1000倍をあらわす「k」(キロ)と区別するためにコンピュータでは大文字の「K」であらわすことが多いです。

(実習)パソコンやスマートフォンなどの製品情報で、MB や GB の記載を探してみましょう。

CPUの速度

CPUの性能は、1秒間に何回の基本動作を行うことができるか(クロック周波数)、1回に何ビットのデータを扱えるか(ビット数、バス幅)で表します。例えば32ビットのCPUは1度に32ビットのデータを扱うことができ、1GHzのCPUは1秒間に10億回の基本動作を行うことができます。

メモリの速度

(省略)

長さ

1 inch = 2.54 cm (25.4 mm)

印刷速度

(省略)

画像解像度

解像度とは、画像を画面に表示したり紙に印刷したりするときに、画像における画素の密度をあらわす値のことです。

一般に、1インチ(2.54cm)の長さに何個の点を用いるかを表す dpi という単位で表現されます。解像度が高いほどなめらかな画像となりますが、データ量は大きくなります。

通信速度

bpd(ビーピーエス)という単位で表します。

bits per second:
1秒間に何ビットのデータを送ることができるかを表します。光ファイバーを使えば、数Gbpsという伝送速度が可能になります。

文字のサイズ

(省略)