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数式の入力とコピー

売上金額は、数式を入力して値を表示します。売上金額を表示するセルに「単価×販売数」の式を入力します。

Excel では数式を入力するときに,次のような規則があります。

演算記号使用例1使用例2
加算+(プラス)=25+100=A1+B1
減算-(マイナス)=120-89=A1-B1
乗算*(アスタリスク)=236*639=A1*B1
除算/(スラッシュ)=600/200=A1/B1
べき乗^(キャレット)=2^3=A1^3

(補足)数式は半角で

数式は基本的に半角文字で入力します。ただ,全角文字で入力しても Excel では自動的に半角に変換してくれます。

(補足)演算子の優先順位

数式は,演算記号の優先順位の高いものから順番に計算され,優先順位が同じ場合は左から右へと計算されます。演算記号の優先順位は次の通りです。

優先順位演算記号計算方法
1^(キャレット)べき乗
2*(アスタリスク),/(スラッシュ)乗算,除算
3+(プラス),ー(マイナス)加算,減算

2.1. 数式の入力

(1)売上金額を算出したいセル【D4】をアクティブにし、「=」と入力します

(補足)指定したセルに移動したい時,[Ctrl]+[G]または[F5]キーを押して,ジャンプダイアログボックスを表示し,そこから移動する方法もあります。

(2)単価のセル【B4】をクリックします

(3)「*」(乗算の記号)を入力します

(4)販売数のセル【C4】をマウスでクリックします。セルおよび数式バーには「=B4*C4」と表示されています。

(5)【Enter】キーを押し、式が確定すると、セル【D4】に計算結果が算出されます

セルをクリックせずにキーボードから「=B4*C4」と入力しても結果は同じになります。

2.2. 自動再計算

数式にセル参照を利用している場合は、その数式のもとになっているセルのデータを変更すると、計算結果が自動的に再計算されます。試しに「唐揚げ弁当」の単価を変更して、売上金額が再計算されることを確認しましょう。

(1)セル【B4】をアクティブにし、「1000」と入力します

(2)売上金額が再計算されていることを確認します

(3)もう一度セル【B4】に「700」と入力しなおします

2.3. 数式のコピー

D5からD11までの売上金額はD4に入力した数式をコピーして算出します。

数式をコピーするには,

ここでは、オートフィル機能を使ってコピーします。

(1)セル【D4】をアクティブにします

(2)アクティブセルの右下角にあるフィルハンドル(小さな黒い四角形)にマウスポインターを重ねます。ポインタが十字形になったところで、セル【D11】までドラッグします。

(3)マウスボタンから指を話すと、選択した範囲の売上金額が自動的に算出されます。

オートフィルでコピーされた結果、D5には「=B5*C5」、D6には「=B6*C6」というように、自動的に行番号が修正された数式がコピーされていることを確認しよう。

合計の計算

セル参照を使って、合計を求める数式を考えます。

=C4+C5+C6+C7+C8+C9+…

長い式になることがわかります。このような時は関数を使います。詳しくは後述しますが、ここでは簡単な操作で合計を計算するオートSUM機能を使います。

もっと早いやり方もあります。

ブックの保存

こちらを参照


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Last modified: 2020-10-18 22:01:44