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教材ファイル(sales_DB.xlsx
)を以下からダウンロードできます。なお、ダウンロード時に皇學館大学の学生用アカウント(@stu.kogakkan-u.ac.jp
)の入力が求められます。
表計算ソフトで開いたら、売上金額(単価×販売数)を求めておきましょう。
Excel のデータベースには便利な集計機能があります。数式や関数を使っても同様の集計を行うことは可能ですが,大量のデータを処理するには,この集計機能が非常に有効です。
商品番号ごとの販売数と売上合計の合計を求めてみましょう。まず,データベースを商品番号別,日付別に並び替えて,その後集計機能により商品番号ごとに合計を計算します。
(1)「日付」で昇順に並び替えて,次に「商品番号」で昇順に並び替えます。商品番号別,日付別に並び替えていることを確認します(設定例)。
(2)データベース内のどこか1つのセルをクリックして,データベースをアクティブにします。
(3)[データ](Data) タブ→[アウトライン](Outline) グループ→[小計](Subtotal) をクリックして「集計の設定」(Subtotal) ダイアログボックスを表示します。
(4)「集計の設定」ダイアログボックスが表示されたら、以下のように設定します。
(7)[OK]ボタンをクリックします。
「グループの基準」で指定した項目の内容が変わるごとに合計が計算され,行が追加され表示されます。また最後の行には全体の合計が計算され表示されています。
(注)集計機能を使う時は「グループの基準」で指定する項目ごとに並び替えられている必要があります。
先ほどの集計結果に,商品番号ごとの平均をさらに計算して追加しましょう。
操作手順は(1)から(4)までは同じです。異なる点を以下述べます。
(5)「集計の方法」(Use function) は「平均」を選択します。
(6)「集計するフィールド」(Add subtotal to) は「販売数」と「売上金額」が選択されていることを確認します。
(7)「現在の小計をすべて置き換える」(Replace current subtotals) のチェックを外して,[OK]をクリックします。
集計を行うと,表の行番号の左に「アウトライン」が表示されます。アウトライン表示の「?」記号は[詳細行非表示]ボタンといい,「+」記号は「詳細行表示」ボタンといいます。このボタンをクリックすることにより,詳細行を表示または非表示にすることが可能です。
作成した集計結果の行を削除して元の表に戻すには,先ほどの集計操作の「集計の結果」ダイアログボックスを開き,[すべて削除 (B)](Remove All) ボタンをクリックします。
リンクはご自由にどうぞ。
Last modified: 2020-11-27 01:32:56