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基本的人権は侵すことのできない永久の権利であり,なかでも表現の自由は,公権力によって侵されないということを意味するのみならず,たとえ公共の福祉を理由とする場合であっても,制約をうけない。(国家2種,平成15年度)
誤り(×)。確かに,表現の自由を含めた基本的人権は永久不可侵性を持つが,それは絶対的に保障されるものではなく,他者との人権と衝突する場合には,両者を調和させるために制約を認める(最判昭32.3.13チャタレー事件など)
日本国憲法で「公共の福祉」による制限を明文化している権利は次のうちどれか。
(解答)2
「公共の福祉」とともに,それぞれの権利でのキーワードを覚えておく。
教科書37ページのNo.3ならびに38ページのNo.6にも挑戦しておきたい。
難易度は高いが,次の問題にも挑戦したおきたい。
人権を制限する法律の合憲性を審査するにあたり,精神的自由と経済的自由とを区別して,精神的自由を制限する法律には,経済的自由制限立法に対する違憲審査基準よりも厳格な基準を用いるべきであるとする説を,何とよぶか。
答えは4
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Last modified: 2013-11-04 23:24:02