割り当て回数過剰を許す度合

このオプションではクラスの相互評価の配分バランスが取られるかどうか決定します。ここで「バランス」という言葉はそれぞれの学生の提出課題が (相互) 評価に割り当てられる回数を意味します。 割り当て回数過剰を許す度合がゼロに設定された場合、すべての提出課題は同じ割合で割り当てられます。つまり、割り当て回数がバランスされたことになります。レベルが1に設定された場合、いくつかの提出課題は他の提出課題以上に割り当てられます (そして、これに伴いいくつかの提出課題が他の提出課題以下に割り当てられます )。これは提出課題の割り当てがバランスを失したことを意味します。同様に、レベルが2に設定された場合、大きくバランスを失することが許されます。

理想的にはすべての相互評価がバランスされるべきです。しかし、不都合な点は最後の学生が課題を提出するまで、何人かの学生にアクセスできる提出課題が無い点です。割り当て回数過剰を許す度合が1に設定された場合、ほとんどの学生にはアクセスできる提出課題の「割り当て数量」があり、遅い提出課題を待つ必要はありません。レベルを2に設定した場合、遅い提出課題を待つことはさらに少なくなります。

相互評価数が5に設定され、いくつかの提出課題が4回や5回、その他は6回 (相互) 評価される場合、割り当て回数過剰を許す度合がデフォルトの値であるゼロから1に変更されると、課題はスムーズに「流れ」、学生は (仮にそうでないとしても) 他の学生が課題を提出するまで、それ程長く待つ必要がありません。