四日市大学総合政策学部08年度シラバス

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科目名:データ統計処理b
担当者名:石田 修二
対象年次:2年次
単位数:2
開講学期・時間割:後学期 / 金曜1コマ目
必修・選択区分:選択
講義のねらい: この講義では,データ統計処理aの続編として,Microsoft社の表計算ソフトExcelで,データを統計学的手法を用いて処理する手法を説明します。また,同時に統計学の基礎知識の習得を目指します。
 「数字に弱い」「Excelの操作は苦手」といった人の履修を歓迎します。こういった人には,厳しい講義ですが,講義の最後に「履修してよかった」と思ってもらえるよう,特訓します(逆に言うと,得意な人には退屈な講義になるかもしれません)。
 なお,この講義は,前期開講のデータ統計処理aが,履修済みであることを前提に講義を行いますので,事前にデータ統計処理aを履修しておくことが望ましいです。
講義計画:第1講 講義内容の説明,度数分布とヒストグラム
第2講 平均・中央値・最頻値(1)
第3講 平均・中央値・最頻値(2)
第4講 分散・標準偏差(1)
第5講 分散・標準偏差(2),変動係数
第6講 相関係数
第7講 回帰直線(1)
第8講 回帰直線(2)
第9講 全数調査と標本調査,標本抽出
第10講 母平均と標本平均
第11講 母分散と母標準偏差
第12講 中心極限定理
第13講 期待値
第14講 二項分布と正規分布
成績評価方法:出席点と提出物を総合して評価します。期末試験は行いません。始めに断っておくと,出席点が満点でも1回でも未提出があれば不合格です。配点割合については出席点40%,提出物60%と予定しています。詳細は講義時間中に説明します。
テキスト:日花弘子『仕事に役立つExcel統計解析』(ソフトバンククリエイティブ, 2006年)
参考文献:講義時間中に指示します。あえて言えば,ビジネスデータをExcelで分析するといった類の本はすべて参考文献になります。
担当者から一言: 実習中心なので,病気等特別な事情がない限り,欠席しないで下さい。したがってクラブやアルバイトで忙しいという学生は履修しない方がいいでしょう。また座っているだけでは絶対に単位は取れないことも頭に入れておきましょう。昨年度は授業への参加度を成績に加味しています。
 また,講義はテキストの内容を説明しながら行うので,テキストを購入する気がない,また,筆記用具を持ってこない学生の履修はお断りします。
詳細
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