科目名: | 公務員研究d(法学) |
担当者名: | 石田 修二 |
対象年次: | 1 |
単位数: | 2 |
開講学期・時間割: | 後学期 火曜2限 |
必修・選択区分: | 選択 |
講義のねらい: | 公務員採用試験他、法律系試験において日本国憲法は最も出題されている。
また、具体的な社会問題を論じる際、法律、特に日本国憲法を理解していることは極めて有効である。
以上を踏まえ、当講義では日本国憲法に関する基本的な知識を学ぶ。また、公務員志望者向けという性格上、行政強制、行政罰等行政法の基礎知識についても触れる予定である。
なお、他の法律系科目と内容は重複しているが、講義は公務員試験を主とした各種試験問題を解きながら、知識を確認していくというスタイルで進めていく。 |
講義計画: | 第1講 オリエンテーション、法律の基礎知識(1)
第2講 法律の基礎知識(2)
第3講 日本国の法システム
第4講 基本的人権の保障
第5講 幸福追求権・平等権
第6講 表現の自由、集会結社の自由
第7講 信教の自由、政教分離
第8講 中間試験
第9講 人身の自由
第10講 経済的自由
第11講 社会権
第12講 参政権、国民主権と天皇制
第13講 司法権
第14講 行政法の基礎(1)
第15講 行政法の基礎(2)
第16講 期末試験 |
成績評価方法: | 出席ならびに中間テスト、学期末試験を総合して評価する。配点割合は出席点40%、小テストならびに学期末試験60% |
テキスト: | 長尾一紘『上・中級公務員試験 20日間で学ぶ 憲法の基礎[改訂版]』(実務教育出版, 2005年, 1400円) |
参考文献: | 講義時間中に紹介する。また、テキストで足りない内容については、プリントを配布する。 |
担当者から一言: | 「講義のねらい」で書いたように、当講義は授業中に問題を解いてもらうことになる。したがって、必ず筆記用具を持ってくること。座っているだけでは、絶対に単位はつかないし、頭にも入らない。予習より復習を重視すること。 |
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