石田修二研究室 > プレゼンテーション >
『社会と情報』でのプレゼンの説明
『社会と情報』46ページより
流れと留意点
企画を練る
- 目的を設定する
- 伝えたい内容を明確にする
- 聞き手(ターゲット)がどのような人たちなのか分析する
- 5W1Hで整理する
情報や素材を集める
- 情報を集める
- 素材を集める(テキスト,図形,イラスト,写真,音,グラフ)
スライドを作る
- 発表のストーリーを考える
- 情報の表現方法を工夫する
- 聞き手に配慮する
- 発表用原稿を準備する
- リハーサルを行う
プレゼンテーションの実施
- 話し方:スピード,声の大きさ,メリハリ
- 身振り:姿勢,指示棒の使い方,アイコンタクト
- その他:適度なユーモアや聞き手への問いかけなど
評価
スライドのデザイン
文字の量と箇条書きの工夫
文章をそのままのせると強調したい話のポイントがわかりにくい。また,聞き手はついスライド上の文章を読んでしまい,発表者が発する言葉から注意がそれてしまう。
(石田:激しく同意)
スライドは要点を絞って箇条書きにすることが望ましい。話す内容はスピーチ原稿として手元に用意する。スライドには視認性の高いゴシック体が向いている(石田注:私はArialとメイリオ)。
図解について
(石田注:PowerPointのスマートギャラリーを参照しよう)
色やレイアウトにも気を配ろう。
リハーサル
- 発表原稿を読んで時間をはかってみよう
- 実際にスライドを使い,ジェスチャーも入れながら話をして時間をはかってみよう
- 時間の過不足があれば,スライドや発表原稿を修正しよう
- 発表後の質疑応答に備えて,想定問答集を用意しておくとよい
発表
話すときのポイント
- 自己紹介:とくに自分の名前は,ゆっくりと,最後までしっかり発音する
- スピード
- 声の大きさ
- 聞き手とのやりとり
- 強調点
- アイコンタクト
- ボディーランゲージの利用
- 話の内容
聞くときのポイント
聞き方も大事
- 発表中は疑問点をメモし,何を質問するのかを考えながら聞こう
- 発表内容の細部への質問だけでなく次のようなことを質問しよう
- 調査結果の解釈:その調査結果は別の捉え方ができるのではないか
- 考察と別の見解:その考察は別の見方で考えることができるのではないか
- 結論に至る流れ:結論までの話のつなげ方は他の方法もあるのではないか
評価
発表が終わったら,聞き手からコメントや評価を参考にして,発表について自己評価をまとめよう。改善点を見つけ,次のプレゼンテーションの機会に活かそう。
リンクはご自由にどうぞ。
【石田修二研究室】