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2004年7月

 2004年7月のヘルプデスクメモです。

2004-07-27(Tues.)

1. 簡単給与30人のバージョンアップ

 会社で使用している給与計算ソフト「簡単給与30人」のバージョンを1.56にアップする。

2. リンクに許可は必要?

 手元にある、エクスメディア(著)『超図解 ホームページビルダー7』(エクスメディア, 2002年)を読んでいると、111ページに次のような記述がある。

●ハイパーリンクを設定する際のマナー

他のWebページへのハイパーリンクを設定する場合は、あらかじめそのWebページの作者に許可を得るようにしましょう。ただし、Webページに「リンクフリー」と明記されている場合は、許可を得なくてもかまいません。(以下省略)

 もっともらしいことを言っているようだが、私は全くこの記述に同意できない。リンクをするなら黙ってやれ! ハイパーリンクについて、以下に紹介するページをまず読むべし。

 言わなくてもいいのですが、石田修二のホームページはリンクは自由にやっていいです。

2004-07-26(Mon.)

 MIKのメーリングリストに、電子会議室の研究会に出かけたM市職員のコメントが出ている。

  1. 電子会議室では、情報交換はできても意思決定はやりにくいのではないか?
  2. 「気楽に井戸端会議しましょう」という公開会議室が多いが、多くの(ROMも含めた)参加者のいる井戸端会議とは不自然。むしろクローズドな会議室で、話し合った方が普通ではないか。
  3. あちこちの県、市町村で、それぞれ特徴ある会議室設置の試みがあるが、それぞれに何千万円もかけているのは不効率ではないか。どこかでつくってそれを改良して使うべきではないか。

 3はよく言われていることなので、正論なのだが、特に目新しさはない。

 2については、ちょっと目を引いた。そういう意見もありかな。ただ、多くの電子会議室での「井戸端会議」の意味は「気楽に話し合いましょう」というものだと私は思っているので、この職員のコメントは意味を履き違えているような気もしないでもない。

 1について、今後、電子掲示板を意思決定ツールとして使うというのであれば、今後の課題として検討しなくてはならない。ただし、今の電子会議室は、ナレッジマネジメント、バーチャルブレーンストーミングとして使われており、意思決定のツールとして使っているところは民間企業も含めてほとんどない。

 電子会議室の課題については、上級シスアドのテキストにも数多く触れられている。受験対策としてもしっかり読んでおく必要あり。

2004-07-25(Sun.)

 この日は、どういうわけかH市役所でボランティア作業をするはめに。

 しゃーない。電子自治体、IT政策を研究し、またそのサポートをすることを大っぴらに宣言している身だから、できることから、協力するか。小さな「産官学協働」です。

1. C-Map

 クリッカブルマップ作成ソフト「C-Map」を使おうと思ったら、GIFファイルを扱えない。6月20日からGIFファイルを扱えるようになりました。

2. ホームページビルダーでクリッカブルマップ(イメージマップ)を作る

 IBMホームページ・ビルダーでは、クリッカブルマップのことを「イメージマップ」と呼ぶらしい。そりゃ、ヘルプで「クリッカブルマップ」と入力しても何も出てこないわけだ。

(1)編集対象のグラフィックを選択する。

(2)メニューバー:[編集(E]−[かんたん編集(K]−[イメージマップの編集(M]をクリックする。

 編集画面が出てくるが、どのように操作すればいいかは、画面構成を見たら、だいたいイメージが涌くはず。

[参考文献]

3. Ad-awareのインストール

 ノートパソコンの点検依頼をされる。

 IEを使うと、しばらくして「Update Your Privacy Settings」と表示するポップアップメニューが出てくる。実に怪しい。消そうにも、閉じるボタンがなく、画面から消すことができない。

 話を聞くと、しょっちゅう出てくるとのこと。スパイウェアが入っていると判断してスパイウェア駆除ソフト「Ad-aware」をインストールする。

 スパイウェアについて扱っている本としては、I/O編集部(編)『スパイウェア攻略マニュアル−プライバシーの敵を退治する』(工学社, 1,600円)というのがある。勉強がてら購入しようか検討。

2004-07-20(Tues.)

 会社で請求書発行に使用している「とりあえず、請求書」のバージョンを遅ればせながら、2.30にアップする。

2004-07-19(Mon.)

 Namazuのインデックスを作成する。

 search-s for Namazuからインデックスの作成に挑戦するが、うまくいかない。操作方法がいまいちわからない。結局、MS-DOSコマンドプロンプトから「mknmz -a -O "C:\…(以下省略)」と入力して、インデックスを作成することにする。

 Xpdfというファイルをダウンロードして、こちょこちょ設定することで、PDFファイルもインデックスに加えることができる。

 PDFのファイルをインデックス化する時、unknown config file command 'displayCIDFontX'というエラーメッセージがしばしば出てくるが、問題ないようだ。

 野村総研からダウンロードしたPDF論文はインデックス化できない。どうやら、テキストを抽出できないようにプロテクトがかけられているようだ。残念。

 5,300近い対象ファイルのインデックスを作るのに、3時間かかった。

 早速、search-s for Namazuを起動し、適当なキーワードを入れて動作確認。テキストファイルはもちろん、Wordファイルも、Excelファイルも、PDFファイルもキーワード検索できる。最高!

2004-07-15(Thurs.)

 初級シスアド講座で、住民票のチェックディジットの話をする。ネタ元はこちら

2004-07-04(Thurs.)

 三省堂書店名古屋テルミナ店で、「オープンソースのマニュフェスト」(謎)と呼ばれている本、エリック・レイモンド山形浩生訳)『伽藍とバザール』を購入する。電車の中で読むつもりだったが、寝てしまい結局読むことできず。時間のある時にゆっくり読むことにしよう。


リンクはご自由にどうぞ。(「リンクについて」参照)

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