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ITストラテジスト試験
キーワード:ITストラテジスト, 高度情報処理技術者試験, JISTA, JSDG
どうしてITストラテジスト試験に興味があるの?
前座に必須の内容です(例えば自己紹介など)。動機は次の3つです。
- IT戦略、経営戦略に興味がある!
- 論文試験なので文章作成能力を強化できる!
- 受験料が他の試験と比べてお得だ
なりきる!
改めてITストラテジストとはどんな人材像なのか、確認しておこう。
(例)
高い品質が求められている
解法
全体像把握
論文の構成例
会社概要と制約条件
1.1. 自己紹介と会社の事業概要
1.2. 事業の急激な変化
システム選定方針
2.1. 実現が必要な要件
2.2. システム選定の方針(問われている内容)
重要と考えた点と今後の改善事項
3.1. システム選定方針の策定プロセス
以下、メモし忘れた(^^ゞ
実務未経験者はどうすればいい
検索エンジンで「ITストラテジスト 未経験」で検索して、気になるアドバイスを抜粋してみる。
その1
30代SE、通勤大学!転職しない! の2009年12月25日の記事「ITストラテジスト、合格しました」より。
- 参考書をよく読む。特に経営企画的な業務経験がなければ、参考書の知識をもって「なりきり論文」を書く。
- ITストラテジストは計画立案業務に徹する(ということになっている)。
私は、**に指示して、**を設計させた、**のデータ収集を指示した、といった記述はNG。私は、**についての分析を実施した、といった表現ならOK。
- キーワード「グローバル」「経営資源」「KPI」「スピードアップ」をさりげなく記述できる案件を探す。
- なりきり論文
論文系試験は共通の心構えであるが、未経験でも「なりきる」こと。ITストラテジスト試験は、ITストラテジスト業務を行う準備ができたことを確認する試験。実際に経験が無くてもいい。試験合格をチャンスに、経営企画に関わるチャンスを得れば良い。
最近、顧客や自身の会社のITに関する組織やチーム体制は変わったか?
新しいITの仕組みを全社的に導入したか?
思いついたら、それが「何のために」「どの様に」変わったのか?それこそが、「中期経営計画」達成のために、企画部門(つまりITストラテジスト)が立案すべきことであり、これを自分が行ったかの様に記述できれば良い。
成果は、論文試験の定石として「概ね達成できたと評価、ただし反省点あり(具体例記載)、今後の課題と考えている」である。
- 論文のネタを入手するために
自社で事例を入手できれば一番てっとりばやい。管理職や経営層が参加する会議に参加する、あるいは議事録を参照することができるのであれば、良い事例が転がっていると思う。
その2
戯言Vestige - weblog of vivi の2011年9月3日の記事「俺が(中略)ITストラテジストを目指すことになった」より。
ITストラテジストとしての実務経験が乏しい自分の場合、
いかにネタを仕込んでおくか、が重要なのは明らかです。
例え実務経験そのものがなくとも、
勤務している会社、
テレビ、
新聞、
インターネット、
流用できそうな過去問事例
などを参考にテーマを決め、準備論文を作成します。
ここでポイントになると考えているのは、
準備論文はあくまで仕込みなので、
もちろん2時間で書かなければならないということもないですし、
ひとつの問とその設問にのみ対応しなければならないということもないという点。
なので、
よく求められる記述・色々な設問への解答を網羅した拡張版論文を準備することも効果的
その3
「ITストラテジスト試験勉強記1 ~試験概要と学習方法~」(白いメモ帳と黒い鉛筆, 2009年7月5日)
実務経験に乏しい人には非常にハードルの高い
(中略)
そのため、仮想でITストラテジスト的な仕事をこなしているかのようにシナリオを考
えておく必要があります。
こちらは、過去の試験のサンプルなどをもとにして、自分の言葉、文章構成で記載で
きるように練習する必要があると考えています。
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