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ひとまとめにしたデータに対する操作

前口上

まず次のプログラムを入力して下さい。

public class Calc {
	int calculate(){
		int answer = 10 + 20;
		return answer;
	}
}

これは,10 + 20 という足し算を行い,その結果を呼び出し元に返すメソッドです。

値を返すメソッドを定義する場合には,メソッド宣言文の先頭がデータ型の名前になるのが特徴です。

続いてメソッドの中身を見てみましょう。int型のanswerという変数を宣言し,そこに右辺の 10 + 20 という計算の結果を代入しています。

ポイントは,次の return answer; のコードです。

キーワード return は,「すぐ後ろに書かれた値を呼び出し元に戻す」という機能を持っています。

メソッド宣言文に int と書いたなら return の後ろに記述するデータも int 型で指定します。

このように return で返される値のことを,メソッドの戻り値と呼びます。

では,このcalculateメソッドを,別のメソッドから呼び出してみましょう。次のプログラムを入力して下さい。

public class Test {
	public static void main(String[] args) {
		Calc calc = new Calc();
		int ret_value = calc.calculate();
		System.out.println(ret_value);
	}
}

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Last modified: 2016-04-08 01:05:43