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PHPのグラフライブラリのJpGraphをCORESERVER(コアサーバー)にインストールする方法を以下にメモ書きしておきます。
今回紹介するJpGraphにしろ、PHPlotにせよ、GDモジュールが有効である必要があります(ishidas.orgの状態)。CORESERVERであれば、OKのはず。
まず、ソースを次のページからダウンロードします。
複数のバリエーションが用意されていますが、各自の環境に応じてソースをダウンロードします。またダウンロードの前にメールアドレスの登録が必要になります。私はphp5対応のものをダウンロードしました。
ダウンロードできたら解凍します。.zip形式でなく.tar.gz形式なので注意です。
解凍できたら以下の構成かと思います。
jpgraph-3.0.7 └ manual └ src └ README └ VERSION
必要なのはsrcフォルダだけです。あとはお好みで残してください。
srcフォルダをjpgraphにリネームします。
jpgraph-3.0.7 └ manual └ jpgraph └ README └ VERSION
できたらjpgraphのフォルダの中にfont、cacheの2個のフォルダを作ります。便宜上関係のないフォルダ等は記載しません。
jpgraph └ font └ cache
次のページからフォントをダウンロードします。
上記ページから、IPAフォントの4書体パックをダウンロードします。19.1MBもあるので少々時間がかかります。
解凍したら以下のような感じになります。
IPAfont00302 └ IPA_Font_License_Agreement_v1.0.txt └ ipag.ttf └ ipagp.ttf └ ipam.ttf └ ipamp.ttf └ Readme_IPAfont00302.txt
使うのは ipag.ttf、ipagp.ttf、ipam.ttf、ipamp.ttf だけです。この4ファイルをfontフォルダにアップロードします。
jpgraph └ font←ここ └ cacheいれたらこんな感じ
font └ ipag.ttf └ ipagp.ttf └ ipam.ttf └ ipamp.ttf
フォントは以上です。
それでは今からフォントとキャッシュのパスの設定をしていきます。
jpgraphの中の jpg-config.inc.phpを開き、フォントのパスを変更します。例えばアカウント名がhogehogeなら
/virtual/hogehoge/library/jpgraph/font/
です。40行目あたりにあるかとおもいます。
これを/virtual/hogehoge/library/jpgraph/font/
に変更します。
/ └ log └ Maildir └ public_html
ここにlibraryというディレクトリを作ります。理由は外部からhttpでアクセスできない所においたほうが勝手に使われないからです。
/ └ library └ log └ Maildir └ public_htmlできたらlibraryにリネームしたjpgraphフォルダを丸ごとアップロード。
/library └ jpgraphcache、fontの二つのディレクトリを作成
/library └ cache └ font └ jpgraph
最後にパーミッション(権限)ですが、私はcache以外のディレクトリは755、ファイルは644と設定しています。
/library └ cache(777) └ font(755) └ jpgraph(755)
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