これも統計検定3級の範囲に入っています。舐めてかかると痛い目に合います。
養魚場の池の魚を調べるために、305匹をかたよりのないように網ですくい、しるしをつけて池に戻した。しばらくして、再びかたよりのないように240匹の魚をすくい出して調べたら、その中にしるしのついた魚が30匹いた。この池には魚がおよそ何匹いると推定すればよいか。
(考え方)二度目にすくい出した240匹の中にしるしのついた魚が30匹いた。このことから、池の中の魚全体の様子を推定します。
(解答)
240匹の標本の中に、しるしのついた魚が30匹いるから、その比率は
30 / 240 = 0.125
池の中にしるしのついた魚305匹が同じ比率 0.125 で泳いでいるとみなす。したがって、池の中には
305 / x = 0.125
x = 305 / 0.125
x = 2440
答えは 約2440匹
(ポイント)標本での比率と、母集団での比率がほぼ等しいと考える。
ある山にサルが住んでいます。あるとき、この山のサル50頭をつかまえて、しるしをつけて離しました。その後、サル40頭を捕まえて調べたところ、40頭の中に13頭しるしの付いたサルがいました。この山には、何頭のサルがいると考えられますか。(『中学数学自由自在』p.421)
(答え)工事中
ある池にいる魚の数を推定するために、網ですくった50匹に目印をつけて池に戻しました。翌日、再び無作為にすくったら60匹とれ、その中に目印のついたものが4匹混じっていました。この池には、魚がおよそ何匹いると推定されますか。
(答え)約750匹
箱の中に小さな白い玉が数多く入っている。この箱の中に、同じ大きさの赤い玉を100個入れてよくかき混ぜた。その後、箱の中から無作為に60個取り出して調べたら、赤い玉が18個含まれていました。最初に箱の中に入っていた白い玉の数は何個と考えられますか。一の位を四捨五入して答えなさい。
(答え)約230個
袋の中に、白と黒の碁石が合計2000個入っています。この中から40個取り出して白の碁石を数えたところ、4回繰り返した結果、16個、12個、17個、15個でした。袋の中の白の碁石の数は何個と推定されますか。
(答え)750個