あるクラスの学生の身長を測定したら、次のような結果を得ました(単位はすべてcm)。
150, 155, 154, 152, 157, 163, 159, 161, 164, 165
クラス全体の平均身長が 159cm であるという仮説を立てた時、この仮説は棄却できるでしょうか。(勝木太一『経済統計学』開成出版, 1995年, p.30-p.31)
前提条件は次の通り。
工事中
Rでの計算した結果は次の通り。
> x = c(150, 155, 154, 152, 157, 163, 159, 161, 164, 165) > t.test(x,mu=159)
有意水準 5% で検定を行うとすれば($\alpha = 0.05$)、$P > \alpha$ ですから、帰無仮説を採択します(言い換えると $H_{0}$ は reject できない)。すなわち、「母平均は 159でないとはいえない」といえます。
こちらを参照して下さい。
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