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さまざまなグラフ

キーワード:円グラフ、帯グラフ、積み上げ棒グラフ

なぜグラフを作るの?

データの中から必要な情報を取り出すための工夫なのです。グラフは、統計データが示す意味を理解したり、説明したりするための有効な手段です。

グラフは、データの持つさまざまな特徴の中からある種の特徴に焦点を当てて表現するため、目的に応じてさまざまなグラフが存在します。そのため、グラフの特徴を把握し、分析の目的に応じて、適切に解釈する必要があります。

どんなグラフがあるの?その特徴は?

棒グラフ
量の大小を比較する際に用いられるグラフ。棒の高さでそれぞれのカテゴリの量を表しています。
円グラフ
それぞれのカテゴリの全体に対する割合を表す際に用いられます。
帯グラフ
円グラフ同様に、全体に対する割合を表すグラフである。ただ、円グラフと違って、複数のグループや年次的な変化を調べる際に有効です。
折れ線グラフ
量の時間的な変化の状況を示す際に用いられます。
レーダーチャート
複数の値をまとめて表現する際に用いられるグラフ表現です。このグラフを見ることで、バランスが判断できます。

表計算ソフトにはないものの、よく知られているグラフに、幹葉図(みきはず)というのもあります。

誤解を招きやすいグラフ表現

Ishida's Blogより抜粋

提示されたグラフを解釈する場合には、途中が省略されていることをしっかり意識する必要があります。

知識のおさらい

それではここまでの話を理解しているか、次の問題を解いて確認しましょう。

グラフの特徴に関する記述として、適切でないものを次の 1 〜 4のうちから1つ選んで下さい。

  1. 全体に占める割合をグラフ化する際には、円グラフや帯グラフが用いられる。
  2. 積み上げ棒グラフは、カテゴリの割合の年次的な変化を見る際に用いられる。
  3. レーダーチャートは、複数の指標のバランスを見る際に用いられる。
  4. 折れ線グラフは、ある量の時間的な変化を見る際に用いられる。

「適切でないもの」を選ぶことに注意して下さい。


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