Excelでの操作方法ならびにデータの解釈はこちらにまとめました。
キーワード:NORMINV関数
ある学校で 1000 人の生徒に数学のテストを行ったところ、その成績は、平均値 48 点、標準偏差 15 点の正規分布になったという。
最初に答えを示します。(1)約 23 人(2)約 115 人(3)約 73 点
表計算ソフトでの計算結果は次の通り。
セルの数式は次の通りです。
=NORMDIST(A7,B2,B3,1)
78までの下側確率(累積確率)を求めています。=1-B7
=NORMDIST(A13,B2,B3,1)
30までの下側確率(累積確率)を求めています。=B1-50
Excelの関数の性質(累積確率は下側確率であること)を考慮して、(1000人中)上位50位というのを下からの順位に変換しています。=A17/B1
950人は1000人の何パーセントになるか計算しています。セル C17 については、NORMINV
関数を使っています。引数の設定画面では次のようにしています。
この問題を解くために、講師が使用したExcelファイル(norminv.xlsx)をここからダウンロードできます。
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