キーワード:無作為抽出法, ランダム・サンプリング
Excelでは RANDBETWEEN
関数が用意されています。Rでは sample
関数が用意されています。
ここでは次のような例題を考えてみます。
あるスポーツクラブでは、オリジナルバスタオルの販売を企画し、スポーツクラブ会員100人に対し、買ってもよいと思う価格をアンケート調査しました。この中から10人のデータを無作為に選びましょう。
たとえば、10から100までの間の整数をランダムに表示させる場合は、=RANDBETWEEN(10,100)
のように指定します。
(1)[データ]タブの「データ分析」をクリックします
(2)分析ツールの一覧から「サンプリング」を選択します
(3)サンプリングダイアログボックスが表示されたら、以下のように設定します
値を更新できる RANDBETWEEN 関数は、抽出する番号を何度か選ぶ場合には便利ですが、別の操作をすると値がすべて変わってしまい、データの観察ができないという欠点があります。そこで、一時的に RANDBETWEEN 関数の更新を停止し、[F9]キーだけで更新できるようにするには、Excelのオプション機能で自動再計算機能を解除します。
[数式]タブの「計算方法の設定」で「手動」を選択します。