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追記
アンケート調査の詳細分析
今回、アンケート調査において、各候補の点数の平均を評価点とした。集計内容を詳細に分析すると、分散の大きい候補も存在した。
分散の大きい候補は、本調査で用いた項目で、おかずの内容を具体的にイメージした人は高評価を与えたが、おかずの内容イメージしなかった人は低評価を与えたと考えられる。
そこでアンケート調査の詳細分析を行うため、標準偏差を追加した集計結果を再掲する（表3）。
標準偏差SDは以下の（式1）で定義され、得点の散らばり具合を数値的に表現したものである。

得点の散らばり具合についての考察
予想通り、評価点の低い候補は、標準偏差（得点の散らばり）が大きい。特に、SD≧170である候補1、2、5は、様々な得点をつけた人がいることを示している。これらの候補に対しては、おかずの内容をイメージしやすい商品名をつければ、評価点が向上すると考えられる。
一方で、評価点が低く、標準偏差の小さいおかずの組み合わせは、内容以外に購買意欲を高める要素（価格や商品名）を付加することで、販売効果を向上させる必要がある。

参考：調査人数（計418人）
学校の購買部での調査： 342人
特産品の生産者への調査： 17人
地域住民への調査： 59人