情報処理I(基礎)2016年度
【授業目的】
本講義は、コンピュータを用いた情報処理をおこなう上で必要となる基礎知識および操作技能のうち、初めてコンピュータにふれる段階からはじめて、Windows入門から、メールの送受信、ワープロソフトによる文書作成について学ぶことを目的とする。
履修条件:情報処理II(応用)とセットで履修すること
授業内容
第1回 実施日:2016年4月13日
授業内容
- シラバスの詳しい説明
- MoodleシステムとManabaシステムの簡単な説明
- デスクトップ画面のカスタマイズ
事後学習
- この授業の到達目標をはっきり理解すること
- (事前予習の90分+授業の90分+事後復習の90分)×15回での時間確保は目的達成位するための必要条件だと理解すること
- 523教室等の開放情報教室でデスクトップ画面のカスタマイズを練習すること。
参考文献
テキストP3頁
事前学習
授業内容
- 基本知識と操作(1)
- 「ハードウェア」と「ソフトウェア」等専門用語;マウスの基本操作;ウィンドウの起動と終了;ウィンドウデスクトップの基本構成の解説
- 基本知識と操作(2)
- ・スタートボタンに関連する操作、ウィンドウの整列等の説明 ・スタートメニューのカスタマイズ ・ショートカットコマンド: Win-Pause Win-R Win-D Win-Tab Alt-Tab
事後学習
- 教科書のページ下部に記載のkeywords:「起動」「ログオン」「ログオフ」「再起動」「GUI」「デスクトップ画面」「クイック起動」「D&D」を理解すること
- keywords:「スタートボタン」「右クリックメニュー」「リサイズ」「キーボード」「Windows Aero」を理解すること
参考文献
テキストのP1-P6頁
事前学習
前回の内容を復習し、言葉の理解と説明された基本操作を再現すること。第二章の内容(P.7-P.9)を予習すること
授業内容
基本知識と操作(3)
事後学習
- キーボードの使い方・符号の読み方を覚える keywords:「ホームポジション」「フリーズ」 「クリップボード」を理解すること
宿題:
- キーボードを眺めながら、すべてのキーとステータスランプの役割を説明することができるかを確かめる
参考文献
教科書P.7-P.9
事前学習
前回の内容を復習し、言葉の理解と説明された基本操作を再現すること。
第三章の内容(P.15-P.18)を予習すること
授業内容
基本知識と操作(5) ファイルシステムの解説 ・エクスプローラの利用 1)画面構成【左ペイン、右ペイン】 2)ファイルの表示方法と【詳細表示】 3)ShiftとCtrlキーを併用した複数ファイルの選択 ・ファイル名の構成(拡張子含む) ・半角文字と全角文字の区別
事後学習
宿題: ・p.19(アイコンと拡張子)の表を覚える
参考文献
教科書P.15-P.17
これから、授業が始まる前に下記の設定を行うこと:
- デスクトップアイコンの設定
- ファイルの拡張子が表示されるように設定すること(P.18参考)
事前学習
前回の内容を復習し、言葉の理解と説明された基本操作を再現すること。
第四章の内容(P.21-P.24)を予習すること
授業内容
基本知識と操作(4) 「ソフトを起動し、作業を行い、中間結果を保存し、作業を再開する」というパソコン活用のプロセス
- 半角/全角キーとF6からF10キーの活用法
- ネットワークドライブの使い方
- USBメモリの使用
事後学習
- 教科書のページ下部に記載のkeywords:「操作プロセス」「IMEツールバー」「保存」「ダイアログボックス」「プリントアウト」を理解する
宿題:
- P.25付録のダイアログボックスの各部分の名称を覚える(写真1 / 写真2)
- ネットワークドライブ「teacher」へのアクセスを素早く行えるように練習する(二つの方法で)
参考文献
教科書P.15-P.18
事前学習
- 前回の内容を復習し、言葉の理解と説明された基本操作を再現すること
- 第四章(P.17-P.19)と第五章(P.21-P.26)を復習・予習すること
授業内容
基本知識と操作(6)
- エクスプローラの説明(続き)
- ドライブレター、パス(アドレス、場所)の説明
- ショートカットの作成と活用法
- ワイルドカード文字と検索の説明
- 複数のファイルのリネーム説明
- ゴミ箱経由せずに削除する方法(SHIFT-DELETE)
※Moodleでの中間テストについて説明する
事後学習
- 教科書のページ下部に記載のkeywords:「ショートカット」「コントロールパネル」「拡張子」を理解すること
- ショートカットキーを覚えること
- 中間テストに備え前六回の授業を復習する
参考文献
中間テストの範囲: 教科書P.1-P.26
事前学習
第一~五章の復習
授業内容
「基本知識と操作」のまとめ(30分)と小テストをMoodle上で行う(60分) ※中間テストの不合格者に再試験の旨を伝える
事前学習
Moodleのログイン G-Mailのログイン
授業内容
・自宅パソコンを使ったアンケートへの回答方法 ・Moodleの使い方 ・G-mailの使い方 1)メールの送受信 2)メールの振分け 3)メール転送設定 4)ファイルを添付するメール送信
事後学習
・大学以外(自宅等)でMoodleとG-Mailにログインしてみる ・メール転送の再確認 ※これからの連絡はメールにて行うことになるので、携帯メールアドレスが変わった場合、直ちにG-mailの転送先設定も変更後のアドレスに修正する
事前学習
第六章の内容(P.27-P.32 pp.35 - pp.39)を予習すること
授業内容
Wordの基礎篇
- 到達目標の解説、Wordの起動終了、画面説明、文字編集、保存、再読込み、印刷(プレビュー確認のみ)の説明
- 改行記号(Shift+Enter)と段落記号(Enter)の区別
- 文章にパスワードをかける
- プリンター状態の確認
事後学習
- 教科書のページ下部に記載のkeywords:「タブ」「リボン」「保存確認」「印刷プレビュー」を理解すること
P.28 p.36 のイラストで示した画面の各部分の名称を覚えること
P.32 p.41 の付録2「ホーム」リボンツール群ボタンの機能説明を覚えること
第10回 実施日:2016年6月22日
事前学習
前回の内容を復習し、言葉の理解と説明された基本操作を再現すること。第七章の内容を予習すること
授業内容
デザイン篇(1)
- 各種表示モード
- 頁設定、文字書式設定
- ヘッダとフッタ設定
- 文字列編集
事後学習
- 教科書のページ下部に記載のkeywords:「各種表示モード」「ページ設定」「書式設定」「段落」を理解する
第11回 実施日:2016年6月29日
事前学習
前回の内容を復習し、言葉の理解と説明された基本操作を再現すること。第八章の内容(P.39-P.44)を予習すること
授業内容
デザイン篇(2)
- 箇条書き
- 段落番号
- インデントマーカーの使用
- 行間距離の調整
- 均等割付けの使用
- スタイルの変更
- 検索・置換・オブジェクト選択
- 表作成と編集
- 罫線ツールの使用
- 画像の挿入と編集
事後学習
- タブの種類/インデントマーカー等各種編集記号の理解と使い方
- 教科書のページ下部に記載のkeywords:「表の移動ハンドル」「グループ化」「セルの分割と結合」を理解すること
参考文献
教科書P.39-P.44
第12回 実施日:2016年7月6日
事前学習
前回の内容を復習し、言葉の理解と説明された基本操作を再現すること。第九章の内容(P.45-P.50)を予習すること
授業内容
- 表の計算機能
- グラフ作成と編集
- 図形描画
- ハイパーリンク
事後学習
作成中のレポートをチェックリストで逐一確認する
参考文献
テキストのP45-P50頁
第13回 実施日:2016年7月13日
事前学習
授業内容 事後学習 参考文献 前回の内容を復習し、言葉の理解と説明された基本操作を再現すること。第九章の内容(P.45-P.50)を予習すること。
授業内容
Word のテクニック篇 ・文章の校正 ・オートコレクト ・テンプレートとウィザード ・文書のセキュリティ
事後学習
- 教科書のページ下部に記載のkeywords:「文章校正」「オートコレクト」「テンプレート」「ハイパーリンク」を理解すること
- 本授業で使用される教科書はWordだけで作成した。同じレベルに達成できたか確認すること
参考文献
テキストのP27-P50
第14回 実施日:2016年7月20日
事前学習
前期末レポートを完成する
授業内容
復習
第15回 実施日:2016年7月27日
授業内容
【到達目標】
本授業の到達目標は次の通り。
- パソコンの基本操作ができること(Windowsの操作)
- パソコンを使う上でのリテラシを身につけること(専門用語等基礎知識の習得)
- 電子メールの仕組みを理解し、メールのやり取りだけでなく環境設定を含むメール管理ができること
- ワープロソフトによる文章作成ができること(MOSを基準に)
この授業で培う力= ① 課題適応能力、② 専門的な技術・技能
【授業形態】
演習形式
【教科書】
『情報教養』,張磊 著,皇學館大学出版部
【参考書】
【成績評価の方法】
- 出席状況と授業に臨む態度(25%)
- 小テスト(25%)
- レポート(50%)
【成績評価の基準】
- 小テストの点数
- レポートは、最低達成ラインを配布資料で示す。それ以上の努力に応じて点数加算
- 遅刻三回は欠席一回と見なし、欠席一回につき2点減点
【受講学生への要望】
- 授業中、大事なポイントをメモすること
- 予習と復習を行うこと
- 積極的に質問すること